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"セコ政治”と人気投票選挙!?

"セコ政治”と人気投票選挙!?

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桝添東京都知事が辞表を提出した。それにしても「セコイ」。ホテル代だの中国服代だのへんてこりんな説明をしなければ、大した問題ではあるまい。飛行機のファーストクラスや海外でのスィートルーム使用にしても、時と場合によっては許されようし、公用車による湯河原通いも、頻度の問題、公私混同の問題はあるにしろ、「今後は公私を峻別します」とでも言えば、そう目くじらたてて追及するほどでもあるまい。誰が考えてもおかしな言い訳をするから、火に油を注ぐ結果になり、「辞任せざるを得ない」という局面を自ら作り出していったようなものであろう。

「東京都の恥になるから、不信任案は待ってくれ」と言われても、この状況に至っては、知事として居座ることのほうが恥である。それにしても、東大を首席で卒業し、気鋭の政治評論家、国会議員、大臣を歴任して東京都知事という経歴だけみれば、「なんでこんなセコイことで・・・」と言わざるを得まい。これで猪瀬、桝添と二代続けて金の問題で辞任とは、税金と選挙のムダだろう。

非難を覚悟でいえば、人気投票的な選挙などムダだ。大混合都市・東京は一部の人間を除けば政治とは近くない。選挙民の大半が無党派層である。党派の締め付けがきくのは、共産党と公明党ぐらいだろう。となると、無党派はマスコミとりわけテレビで顔を売っている人間、政界で知名度が高い人間、要するに「名前」が知られている人間の人気投票にならざるを得ない。ムダに税金を使い同じことが繰り返される可能性が高い。

でき得れば、「この人間だけにはやらせたくない」というマイナスの投票(もちろんこれだけで一票)も作って、得票から差し引くといった制度にしてもらいたいものである。

  2016/06/15  飯田 善則
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