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国分寺は 格差? 異常?
国分寺駅周辺では、住友不動産、三菱地所レジデンス、野村不動産の大手3社がマンション分譲を行っている。3社とも相場感より高い値付けをすることはよく知られているが、それにしても、住友不動産の駅前タワー「シティタワー国分寺ツイン」(総戸数583戸)の価格には驚くほかない。イースト棟の第1期販売の平均単価は455万円である。三菱地所レジデンスの「ザ・パークハウス緑邸」(同82戸)が単価が366万円、野村不動産の「プラウド国分寺」(同125戸)が325万円と比較しても圧倒的な高値である。それでも、シティタワーは申し込み段階で即日完売している。
もちろん、時間距離、立地環境、ブランド性で価格が異なるのは当然である。住友不動産の「シティタワー国分寺ツイン」は駅前再開発地で35階,36階建てのツインタワープロジェクトで、国分寺駅とはペデストリアンデッキで直結、店舗や公共施設も入る。時間距離、立地、ブランド力と三拍子そろったプロジェクトであることに異論はない。三菱地所レジデンスの「ザ・パークハウス国分寺緑邸」は徒歩4分、西側が公園に接し環境は良好である。惜しむらくはプラン的に劣る。野村不動産の「プラウド国分寺」は上記2物件とは駅を挟んで反対側で駅5分表示だが、ロケーション的には最も劣る。
さりとて、この差が単価で455万円、366万円、325万円になるのは”異常”としか感じられない。単価455万円は2015年の渋谷区の平均単価とほぼ同じ水準である。それでも、消費者が選択するという事実は”格差”が端的に表れていることなのかもしれない。一昨年には野村不動産が立川駅前の再開発タワー物件を単価340万円(相場観より約100万円高い)で販売し、短期完売して話題になったことを思えば、”異常”より”格差”の表出というべきなのだろう。
超大手のプロジェクトだからこその価格といえるが、それ以外のデベッロパーが売るとなれば、多分280万円前後といった価格設定だろう。事実、三菱地所レジデンスが1年前に売り出した「ザ・パークハス国分寺プレイス」(総戸数39戸、駅徒歩4分)の単価は285万円であった。駅前タワーは強い。もっとも、こうした駅前再開発のタワー物件に取り組めるのはほとんどが超大手で、業界内の格差はますます拡大することになりそうだ。
超大手のプロジェクトだからこその価格といえるが、それ以外のデベッロパーが売るとなれば、多分280万円前後といった価格設定だろう。事実、三菱地所レジデンスが1年前に売り出した「ザ・パークハス国分寺プレイス」(総戸数39戸、駅徒歩4分)の単価は285万円であった。駅前タワーは強い。もっとも、こうした駅前再開発のタワー物件に取り組めるのはほとんどが超大手で、業界内の格差はますます拡大することになりそうだ。

